脚の静脈のこぶについて

こんにちは、マッサージ師の黒田です。

今回は脚の静脈がこぶのように膨らみ皮膚の表面に浮き出る「下肢静脈瘤」について書きます。

見た目が悪く、脚のだるさやむくみを引き起こし、重症化すると湿疹や潰瘍ができて出血する事もあります。

脚の静脈には重力に逆らって血液を心臓に戻すための逆流防止弁がいくつも備わっています。

その弁がキッチリ閉じないと、その個所より下方に血液が溜まり、血管が拡張や蛇行を起こしてこぶができます。

汚れた血液の滞留により、夕方になるとむくみやだるさ、寝ている時のこむら返りなどの症状が現れます。

弁が壊れる原因には、遺伝や妊娠・出産、長時間の立ち仕事などがあります。

最大の原因は遺伝で親族に患者がいれば要注意です。

現在の治療方法は、こぶが出来た静脈を引きぬく手術やレーザーで焼き切る手術が行われています。

マッサージをする場合は静脈瘤には触らないように注意して、求心性(足先から心臓の方向へ)にマッサージをすることで、脚の血流を改善させます。

まず手術してこぶのある静脈を取り去ってから、マッサージを受けられる事をオススメします。

症状の程度によりますが、皮膚の深いところの太い静脈にできたこぶには、おおきな血の塊(血栓)が出来ることがあります。

ご自分で強くマッサージをすると、血の塊が肺や心臓へ流れ出る危険があるので注意してください。

はり・きゅう・マッサージ・アロマセラピー
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