四十肩・五十肩 その①

こんにちはマッサージ師の黒田です。

いわゆる、四十肩・五十肩にも種類があって、それぞれ効果のあるマッサージポイントが違います。


今回はその中の一つである回旋筋腱板(ローテーターカフ)の損傷の場合について書きます。

手を横に開き上げる動作(外転)が痛い場合や、戻す動作がしにくい場合は、回旋筋腱板の損傷が考えられます。

回旋筋腱板とは、肩関節の外転・外旋・内旋を行う筋肉の腱が板状になり肩関節を覆っているものです。

肩を打撲して起こる場合と、肩の使い過ぎによる場合があります。

肩峰と烏口突起とその間にある靭帯がアーチを作り(第2関節)、その間に棘上筋が挟まれて損傷す
る場合が多く、この時の摩擦により炎症・浮腫を起こし、カルシウム沈着や非薄が起こります。

このカルシウム沈着が、クリックや引っかかり感を起こし、痛みを生じさせます。

特に夜間の肩深部の疼痛が特徴的です。

マッサージのポイントは次の筋肉と神経です。マッサージは血行を良くし、炎症を改善し、痛みを和らげる効果があります。

〖筋肉〗 棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋・三角筋・大円筋・広背筋・大胸筋など
〖神経〗 腋窩神経・橈骨神経

 

はり・きゅう・マッサージ・アロマセラピー
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